FirstClass 8.3 日本語版 クイックリファレンス
FirstClass クライアント用
目次
サーバへの接続
FirstClassのオブジェクト
メール
コンタクト
ファイルストレージ
カレンダー
インスタントメッセージ
キーボードショートカット
Copyright 2001, 2006 by Open Text Corp.
Open Text Corp.
905-762-6000または1-800-763-8272
お知らせ
この製品をお使いの前に、お客様がFirstClass使用許諾契約に同意していただくことが必要です。使用許諾契約の契約条件に同意しない場合は、ソフトウェアをインストールせず、製品の入手元に30日以内に、すべてのパッケージを完全に返却してください。返却された製品に不足がある場合は、代金は返金されません。
このドキュメントに記載された情報は、通知なく変更されることがあります。このヘルプに記載されている一部の機能と製品は、現在すべての地域で使用できるとは限りません。このヘルプ全体または一部の配布または複製は、使用許諾契約の条項に従うものとします。
無断複写・転載を禁じます。このヘルプで使用されているFirstClass、Centrinity、Livelink、Open Text、その他の各商標、および関連ロゴは、Open Text Corporationまたはその子会社の商標であり、許可を得て使用しています。その他のすべての商標は、各所有者の財産です。
このバージョンのヘルプは、別のヘルプが公開されるまで、FirstClassバージョン8.3以降のすべてのバージョンおよび改良品に適用されます。
サーバへのログイン
この手順は、登録ユーザに適用されます。ゲストユーザの場合は、ここで説明している[接続先]欄を書き換えて、[ゲスト]を選択してください。
1 FirstClassアイコンをダブルクリックしてください。
2 「FirstClassにログイン」ウィンドウの内容を編集してください。
3 [ログイン]をクリックしてFirstClassデスクトップを開いてください。
FirstClassのデスクトップについて
サーバに接続すると自分のデスクトップが表示されます。デスクトップに最初に表示されるオブジェクトとデスクトップの標準の外観は、管理者が設定します。
デスクトップ上のオブジェクトを開くには、そのオブジェクトをダブルクリックしてください。オブジェクトを開くには、そのオブジェクトをクリックしてください。
FirstClassのウィンドウの構成
メインペインの構成要素
デスクトップの標準オブジェクト
メッセージの利用
メッセージの操作方法は、メールボックスでも会議室でも同じです。未読のメッセージには、赤いフラグが表示されます。メッセージを読むには、そのメッセージをダブルクリックしてください。
新規メッセージの作成
1 標準のメッセージフォームを使用するには、[メッセージ]>[新規メッセージ]を選択してください。
他のメッセージフォームを使用するには、[メッセージ]>[特別な新規メッセージ]から使用したいフォームを選択してください。開いたフォームを使用しない場合は、そのフォームが開いている状態で[ファイル]>[削除]を選択してください。
2 メッセージの宛先を指定してください。
宛先の名前入力のポイント
・サーバに登録されているすべてのユーザと会議室(および自分で登録したコンタクトとメールリスト)は、[ディレクトリ]に保存されています。[ディレクトリ]にあるユーザや会議室にメッセージを送信するには、まずその名前の一部を入力してください。入力した名前が[ディレクトリ]内で重複していなければ、名前全体が自動的に入力されます。重複があれば、該当する名前がすべて一覧表示されますので、送信したい名前をダブルクリックしてください。
・会議室でメッセージを新規作成した場合、宛先は自動的にその会議室となります。
・他のメッセージまたはドキュメントにある名前を、メッセージの宛先領域上にある該当フィールドにドラッグすることもできます。
・ディレクトリ、在席確認リスト、あるいはメッセージなどに表示されている名前上で、コンテキストメニューから[メールの作成先]を選択すると、その名前が宛先の新規メッセージを作成できます。
3 メッセージ本文を、メッセージフォームの下部ペイン(本文領域)に入力してください。
他のメッセージやドキュメントなどからテキストや画像をコピーして、その書式設定を変更したり、内容を編集したりすることもできます。
4 メッセージにファイルを添付する場合は、[ファイル]>[添付]を選択してください。
ファイルをメッセージの宛先領域に直接ドラッグしてください。この方法で、他のメッセージに添付されているドキュメントやファイルなどのFirstClassのオブジェクトを添付することもできます。
5 メッセージを送信するには、[メッセージ]>[送信]を選択してください。
返信メッセージの作成
1 メッセージを選択または開いてください。
2 返信メッセージに含めたい元のテキストを選択してください。
元のメッセージをすべて返信メッセージに含めたい場合は、[メッセージ]>[特別な返信]>[元のメッセージを含める]を選択してください。これを選択すると、その下にある宛先指定のオプションは選ぶことができません。デフォルトの宛先だけに返信メッセージを送ることができます。 宛先を変更する場合は手動で宛先領域を編集してください。
3 以下のいずれかの方法で返信メッセージを作成してください。
4 返信メッセージの本文を入力してください。
5 メッセージを送信してください。
転送メッセージの作成
1 メッセージを選択または開いてください。
2 [メッセージ]>[転送]を選択すると、元のメッセージのコピー(添付ファイルを含む)が作成されます。
3 メッセージの宛先を指定してください。
4 メッセージ本文に必要な変更を行ってください。
5 メッセージを送信してください。
添付ファイルのダウンロード
1 メッセージヘッダで添付ファイルを選択してください。
2 [ファイル]>[添付ファイルの保存]を選択してください。
3 お使いのコンピュータで、このファイルを保存したい場所を選択してください。
添付ファイルを、保存したい場所に直接ドラッグしてください。
ダウンロードする前に添付ファイルの内容を確認するには、ファイルをダブルクリックしてください。
メッセージの履歴確認
送信済みメッセージの履歴でメッセージを読んだ人などを確認するには、メッセージを選択するか開いた状態で、[メッセージ]>[履歴]を選択してください。
保存したコンタクトの利用
自分で利用するコンタクトやメールリストを、[コンタクト]フォルダに追加することができます。
登録したコンタクトやメールリストは、[ディレクトリ]に表示されます。
また、コンタクトデータベースを共有できるように設定して、コンタクトやメールリストの情報を他のユーザと共有することができます。詳細については、該当するヘルプを参照してください。
コンタクトの追加
1 [ファイル]>[新規作成]>[新規コンタクト]を選択してください。
共有コンタクトデータベースにコンタクトを登録する場合は、そのコンタクトデータエースを開いてからコマンドを選択してください。
また、メッセージ内の宛先を[コンタクト]フォルダに追加することもできます。 宛先を選択して、[ツール]>[コンタクトに追加]を選択してください。
2 [新規コンタクト]フォームを更新してください(表示されるフォームは下の画像と異なっている場合があります)。
メールリストの作成
1 [ファイル]>[新規作成]>[新規メールリスト]を選択してください。
共有するコンタクトデータベースにメールリストを登録する場合は、そのコンタクトデータベースを開いてからコマンドを選択してください。
2 [新規メールリスト]フォームを編集してください。
コンテナでのファイル管理
ファイルをアップロードして、コンピュータのファイルをFirstClassサーバ上のコンテナにコピーすることができます。また、ファイルをダウンロードして、FirstClassサーバのファイルをコンピュータにコピーすることができます。アップロードおよびダウンロードしたファイルは、そのファイル形式が維持されます。
また、ドキュメントやメッセージなどFirstClassのオブジェクトをインポートまたはエクスポートすることも可能です。オブジェクトはエクスポートした時に指定したファイル形式に変換され、インポートした時に元の種類に復元されます。
デスクトップ上の[ファイルストレージ]フォルダは、さまざまな種類のファイルをアップロードして保管するためのフォルダです。詳細表示にすると、ファイルの種類が表示されます。また、画像をアップロードすると、サムネイルが表示されます。ツールバーには、アップロード、ダウンロード、プレビュー表示、他のユーザへの送信、サブフォルダへの保存など、ファイルでよく行う作業を実行するためのボタンも表示されています。
FirstClassへのファイルのコピー
コンテナにファイルをアップロードするには、以下の操作を行ってください。
1 コンテナを開いてください。
2 [ファイル]>[アップロード]を選択してください。
3 アップロードするファイルを選択してください。
コンピュータへのファイルのコピー
ファイルをお使いのコンピュータにダウンロードするには、以下の操作を行ってください。
1 ファイルを選択してください。
2 [ファイル]>[ダウンロード]を選択してください。
3 お使いのコンピュータで、このファイルをコピーしたい場所を選択してください。
カレンダーの利用
FirstClassでは、個人用のカレンダーを利用することができます(会議などの「予定」と、報告書の提出などの「作業」を登録することができます)。 また、他のユーザのカレンダーや共有カレンダーを見ることができます。
個人用カレンダーを開くには、[ファイル]>[開く]>[カレンダー]を選択してください。
他のユーザのカレンダーを開くには、ディレクトリ、在席確認リスト、メッセージの[宛先][CC][BCC]フィールド、またはインスタントメッセージフォームの[参加者]欄に表示されているユーザ名からコンテキストメニューを開いて、[ユーザのカレンダーを開く]を選択してください。
締め切りを過ぎた「作業」は、赤字で表示されます。完了した「作業」には、赤の取り消し線が表示されます。
カレンダーの表示
カレンダーを見る方法は、メールボックス、会議室、あるいはフォルダと同じです。また、以下のような特別な表示方法があります。
アクティブなペインのカレンダーを月表示、週表示、または日表示にするには、ツールバーの該当するボタンをクリックしてください。日表示では、時間帯も含めた最も詳細な情報が表示されます。作業および終日の予定は、この表示の上部に表示されます。
[今日の一覧を表示]を選択すると、今日行われるすべての「予定」と今日から始まるかすでに進行中の「作業」が一覧で表示されます。また、小さな月間カレンダーも表示されます。
ウィンドウを分割している場合は、この小さな月間カレンダー上で日にちを選択すると、もう一方のペインにその日のカレンダーが表示されます。この小さな月間カレンダーのボタンをクリックすると、月や年を変えることができます。
予定の登録
1 [ファイル]>[新規作成]>[新規予定]を選択してください。
特定の日に始まる予定を作成したい場合、その日付の下にある余白部分をクリックするか、日付そのものをクリックしてください。また、その日付からコンテキストメニューを開いて、[新規予定]を選択することもできます。
日付をクリックし、カレンダーの右側に予定の名前を入力してEnterキーまたはReturnキーを押すと、予定を追加できます。デフォルトの開始および終了時間を変更するには、カーソルを時間の上に乗せて、カーソルが時計の形になっている時にドラッグしてください。予定に色を付けるには、コンテキストメニューから[色]を選択してください。他に詳細を追加したい場合は、その予定を開いてください。
日表示または週表示では、予定する開始時間をクリックして予定の名前を入力するか、開始時間をクリックしてControlキー(Windows、Linux)またはOptionキー(Mac)を押しながらドラッグしてください。
2 [新規予定]フォームの[予定]タブで、予定の基本的な情報を登録してください。
3 必要であれば、このフォームにあるその他のタブも更新してください。
予定への参加を依頼したり、備品を予約したり、スケジュールの重複を確認したりするには、[参加者]タブを使用してください。定期的に開催される「予定」をカレンダーに表示させるには、[詳細設定]タブを使用してください。
4 必要に応じて、メッセージと同じ要領でファイルを添付するか本文を追加してください。
5 [保存]または[閉じる]をクリックしてください。
予定が、ユーザのカレンダー、すべての参加者のカレンダー、および予約した備品のカレンダーに追加されます。
登録済みの予定は、開いてその内容を変更することができます。また、ドラッグして、同じカレンダー内の別の開始日に移動したり、別のカレンダーに移動したりすることができます。
作業の登録
1 [ファイル]>[新規作成]>[新規作業]を選択してください。
今日から始まる作業を作成するには、[今日の一覧]で空白部分をダブルクリックしてください。その他の特定の日から始まる作業を作成するには、その日からコンテキストメニューを開いて、[新規作業]を選択してください。
今日から始まる作業を追加するには、[今日の一覧]をクリックし、[今日の一覧]の右側に作業名を入力してください。作業に色を付けるには、コンテキストメニューから[色]を選択してください。他に詳細を追加したい場合は、その作業を開いてください。
2 [新規作業フォーム]の[作業]タブで、作業の基本的な情報を更新してください。
3 作業に色を付けたり、情報を追加したりするには、[詳細設定]タブを更新してください。
4 必要に応じて、メッセージと同じ要領でファイルを添付するか本文を追加してください。
登録済みの作業は、開いてその内容を変更することができます。作業の状況を変更するには、[進捗状況]欄で該当する状況を選択してください。また、開かれていない作業をドラッグして同じカレンダー内の別の開始日や別のカレンダーに移動したり、作業のチェックボックスをクリックして作業の進捗状況を「完了」に設定したりすることもできます。
インスタントメッセージ
インスタントメッセージを利用して、サーバに接続中のユーザどうしがオンライン上で会話することができます。
招待されたインスタントメッセージへの参加
インスタントメッセージに招待されると、招待したユーザの名前が表示されます。
インスタントメッセージの利用
インスタントメッセージで発言するには、インスタントメッセージフォームの本文領域に入力してください。入力したテキストや挿入したファイルは、メッセージやドキュメントと同じ要領で編集することができます。入力結果を送信するには、[送信]をクリックするか、EnterキーとReturnキーのどちらかを押してください。
また、以下のような機能もあります。
公開チャットルームへの参加
公開チャットルームは、コンテナ内にアイコンの形で表示されます。公開チャットに参加中のユーザがいる場合は、赤い吹き出しがそのアイコンに表示されます。
チャットルームに参加するには、このアイコンをダブルクリックしてください。
インスタントメッセージの開始
1 [ツール]>[インスタントメッセージ]を選択してください。
招待するユーザ名の表示上でコンテキストメニューを開き、[インスタントメッセージ]を選択してください。なお、この方法を行う場合は、以下の2と3の手順は省略してください。
2 ユーザを招待するには、[招待する]をクリックしてください。
3 招待するユーザを選択してください。
4 他のインスタントメッセージと同じ要領で、インスタントメッセージを利用してください。
キーボードショートカット
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